軽音協とは

活動理念
今を生きる若者たちは日本だけでなく、世界の未来を担う存在です。私たちは軽音楽部での活動を通して、若者の健全な育成を支援することで、将来的に彼らを担い手とする、より良い社会の実現を目指すことを目的に設立しました。
軽音楽部の強みはバンドや音楽を通して、「コミュニケーション」「チームワーク」「クリエイティビティー」といった社会が求めるスキルを持つ人材を育成できることです。私たちは全国の高等学校を中心に、中学校や大学校の軽音楽部の普及・発展を願い、社会的な認知を向上させ、幅広い活動を通して、若者の健全な育成を目指しております。
理事長からのメッセージ
現在、全国で軽音楽系の部活動が活発に行われ、多くの生徒が軽音楽を通して様々なことを学んでいます。それは、軽音楽部の「自主性」や「責任感」の伴う活動が学習意欲の向上につながり、「コミュニケーション」「チームワーク」「クリエイティビティー」といった社会で必要とされるスキルを育むことができる部活動だと認知されてきたからだと思います。
しかし、他の部活動に比べると、まだその運営方法や指導方法などが確立しておらず、学校単位、各都道府県の高等学校文化連盟軽音楽専門部や軽音楽連盟単位での活動にとどまっているのが現状です。また、大会における審査基準やレギュレーション、校外活動の範囲などに統一された定義がないことも軽音楽部の発展の妨げになっていると思います。 今後、軽音楽部の社会的な認知と発展が進み、生徒が部活動として正しく活動できる状態にするには、文化庁をはじめ、各都道府県の高文連専門部や連盟、顧問の先生方と協力しながら、全国規模の交流ができる場を作ることや軽音楽部員への直接的な支援、及び指導が必要だと思います。
私たちは、教育の一環として、軽音楽部を支援していく「特定非営利活動法人」としての活動が望ましいと考え、今後も公益に寄与しながら、 軽音楽を通して青少年の健全な育成を目指していきます。

特定非営利活動法人全国学校軽音楽部協会
理事長 三谷佳之

軽音楽部とは

軽音楽部というと「音楽が好き」や「楽器の演奏が楽しい」といった点が注目されますが、それだけではありません。複数のメンバーで楽曲を合奏する際は個人の演奏技術だけでなく、「コミュニケーション」と「チームワーク」と「クリエイティビティー」が大切です。これらは社会に出てから必要とされるスキルであり、軽音楽部は音楽やバンド活動など、普段の部活動の中で、それらを学ぶことができる稀有な部活動です。

コミュニケーション力を育む

バンド活動はメンバー同士で相談しないと何も進みません。また、場合によっては上級生や顧問の先生と話す必要があります。軽音楽部の活動を通して、自分の意見を伝えたり、相手の意見を聞くことで「コミュニケーション力」や「協調性」を育むことができます。

チームワークを学ぶ

メンバー全員で合奏するには、お互いの意見をぶつけ合い、お互いのことを知ることが必要になり、団結力と仲間意識が生まれます。軽音楽部は文化部でありながら、運動部のような「チームワーク」と「責任感」を学ぶことができます。

クリエイティビティーを磨く

オリジナル曲を作るのはもちろんのこと、既存曲をコピーする際にも自分たちならではの工夫やアイデアを凝らして楽曲を組み立てていくことで、「クリエイティビティー」を磨くことができます。クリエイティビティーを発揮するにはメンバー同士でのコミュニケーションが不可欠であり、合奏する際はチームワークが必要になります。

都道府県別高等学校軽音楽部に関する数値(令和4年9月末日現在)
下記の表は都道府県別の高等学校の軽音楽部の有無や教員による組織の存在を表します。「●印」は高等学校文化連盟に軽音楽専門部があるところ、「○印」は軽音楽連盟のあるところを示します。全国には高等学校が約5,000校が存在しますが、軽音楽部はその中の4割、約2,000校にあるに過ぎません。また、高等学校文化連盟の中に軽音楽専門部があるのは47都道府県の中で16に過ぎず、任意団体である連盟がある県の10を足しても全国で26都道府県に教員組織があるに過ぎません。軽音楽部は生徒の人気の高い部活動ですが、これらの数字を見る限り、学校や一般の中で広く認知されているとは言えず、まだ普及、発展の途上にあると言えます。当協会ではすべての高校に軽音楽部が設置され、音楽やバンド活動を通して、彼らが「コミュニケーション」「チームワーク」「クリエイティビティー」を学び、これからの社会で役に立つスキルを身につけることができるように継続的な支援をしたいと考えております。

団体概要
名 称   特定非営利活動法人 全国学校軽音楽部協会(通称:軽音協)
設立年   2018年6月
所在地   神奈川県横浜市都筑区中川中央1-37-6-405
連絡先   TEL:045-913-0901
連絡先   FAX:045-913-1900
連絡先   MAIL:info@keionkyo.org
代 表   理事長  三谷佳之(日本部活動学会 理事/株式会社ミュージックネットワーク 代表取締役)
WEB      https://keionkyo.org
Twitter      https://twitter.com/keionkyo
Facebook      https://www.facebook.com/keionkyo
Instagram      http://instagram.com/keionkyo/
YouTube        https://www.youtube.com/c/keionkyo
設立目的(定款より抜粋)
(目的)
第3条 この法人は、学校内の活動である軽音楽部、またはそれに準ずる部活動や同好会・サークルに関わる人々に対して、軽音楽部の発展に関する事業を行い、その団体に所属する生徒・学生の人格形成や教養の育成に寄与することを目的とする。
(事業)
第5条 この法人は、第3条の目的を達成するため、次の特定非営利活動に係る事業を行う。
(1)軽音楽部発展に関する教育事業
(2)軽音楽部発展に関する普及啓発事業
(3)軽音楽部で使用する機材及び備品販売事業
活動履歴
2022年12月 iPhone/iPadで学ぶ「軽音学ぶセミナー(GarageBand 完全マスター講座)」を大阪で初開催
2022年12月 iPhone/iPadで学ぶ「軽音学ぶセミナー(GarageBand 完全マスター講座)」を名古屋で初開催
2022年11月 iPhone/iPadで学ぶ「軽音学ぶセミナー(GarageBand 完全マスター講座)」を東京で初開催
2022年08月 DTMやシンセサイザーなどを中心にした「軽音学ぶセミナー for クリエイター」を開催
2022年08月 高等学校軽音楽コンテスト関東大会を開催
2022年04月 DiGiRECO.JRを月刊化(年間12冊発行)
2022年03月 基礎知識や実技を一挙に学べる講習会「軽音学ぶセミナー」を開催
2021年12月 軽音楽部の様々な疑問を解決するYouTube番組「みんなの質問箱」を公開
2021年11月 音楽やエンタメ業界を紹介するイベント「音楽/エンタメ業界 EXPO 2021」を開催
2021年04月 愛知県高等学校文化連盟軽音楽専門部の発足を支援
2021年01月 YouTubeチャンネル「軽音ちゃんねる」を開設
2020年12月 愛知県高等学校軽音楽連盟とのダブル主催で、愛知県高等学校軽音楽大会を開催
2020年07月 LINEスタンプ「楽器で気持ちを伝える」を監修
2020年05月 リモートによる高等学校軽音楽部顧問集会を開催
2020年04月 愛知県高等学校軽音楽連盟の発足を支援
2019年08月 舞鶴市と共催で、高等学校軽音楽コンテスト近畿北陸大会を開催
2019年07月 高等学校軽音楽コンテスト中部大会を開催
2019年06月 関東近郊の顧問の先生を集めた「高等学校軽音楽部顧問集会」を開催(東京)
2018年06月 特定非営利活動法人 全国学校軽音楽部協会を設立
2018年05月 大学軽音楽サークル向け無料情報誌「DiGiRECO.SR」を創刊(発行:株式会社ミュージックネットワーク/当時)
2017年02月 愛知県高等学校軽音楽コンテストを開催(主催:愛知県高等学校軽音楽コンテスト実行委員会)
2016年05月 顧問の先生向け無料情報誌「顧問通信」を創刊(発行:株式会社ミュージックネットワーク/当時)
2013年12月 高等学校軽音楽部向け無料情報誌「DiGiRECO.JR」を創刊(発行:株式会社ミュージックネットワーク/当時)
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